Javaでプログラムを書くとき、数字や文字などの値を扱うために欠かせないのが変数とデータ型です。
このページでは変数とは何か、どんな種類のデータ型があるのかをやさしく解説します。
変数とは?
変数とは、データを一時的に保存するための「入れ物」です。 プログラム内で値を使い回したいときに、その値を変数にしまっておくことで値を再利用したり管理しやすくなります。
int age = 25;
String name = "Taro";
intは整数を入れる変数Stringは文字列を入れる変数
Javaでは変数を使うときに必ず「どんな種類のデータを入れるのか」を宣言します。 この「種類」を表すのがデータ型です。
データ型とは?
データ型とは、変数に格納できる値の種類を表します。
Javaでは、大きく分けて次の2種類があります。
| 分類 | 型の例 | 内容 |
|---|---|---|
| 基本データ型 | int, double, char, boolean など | 数値や真偽値などを直接扱う |
| 参照データ型 | String, 配列, クラス など | オブジェクト(実体)を参照して扱う |
基本データ型の一覧
Javaには8種類の基本データ型があります。 それぞれの用途と例を以下にまとめます。
| 分類 | 型名 | データ範囲 | 例 |
|---|---|---|---|
| 整数 | byte | -128~127 | byte b = 10; |
short | -32,768~32,767 | short s = 1000; | |
int | -2,147,483,648~2,147,483,647 | int i = 25; | |
long | -9,223,372,036,854,775,808 ~ 9,223,372,036,854,775,807 | long l = 7000000000L;※末尾にL | |
| 浮動小数点 | float | 1.4E-45~3.4028235E38 | float f = 172.5F;※末尾にF |
double | 4.9E-324~ 1.7976931348623157E308 | double d = 3.14159; | |
| 文字 | char | 1文字 | char c = 'A'; |
| 真偽値 | boolean | 真偽値(true / false) | boolean b = true; |
特に int(整数)と double(小数)は頻出なので、最初に覚えておくと便利です。
文字列を扱うString型
String型は、文字列を扱うためのクラス(参照型)です。
String message = "こんにちは、Java!";
System.out.println(message);
Stringはダブルクォーテーション(”)で囲んで文字列を表します。 1文字のみの場合は char 型、複数文字は String 型を使い分けます。
数値リテラルを読みやすくするアンダースコアの使い方
「Java SE 7」以降では、数値リテラルにアンダースコア(_)を使って区切りを入れられるようになりました。
これにより、大きな数値でも桁を見やすく表記できます。
たとえば、次のように書けます
int num = 1_000_000; //1000000よりも読みやすい
このようにアンダースコアを使うことで人間が読みやすい形で数値を記述できるようになりました。
コンパイラはアンダースコアを無視して処理するため実際の値には影響しません。
変数名のルール
- 最初の文字を数字にできない
- 予約語(int, class など)は使えない
例:userName, maxScore, isFinished
変数の利用例
int price = 120;
int quantity = 3;
int total = price * quantity;
System.out.println("合計金額は " + total + " 円です。");
変数を使えば値を計算したり出力文に組み込んだりできます。
「+」演算子で文字列と数値をつなぐのもよく使われるテクニックです。
まとめ:変数とデータ型の基本をマスターしよう
- 変数はデータを入れる「箱」
- 使う前にデータ型を宣言する必要がある
- Javaには8種類の基本データ型がある
Stringは文字列を扱う参照型- 変数名はルールを守って分かりやすくつけよう


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